シニア世代がアコギやピアノの弾き語りで歌いたい人気の「春の歌」
シニア世代がオープンマイクの弾き語りで歌いたい「春の歌」を紹介します。
曲紹介やMCでネタになる「ちょっとした話」も載せてますから、MCの参考にしてください。
70~80年代のフォーク、ニューミュージックを中心に、弾き語り歴47年、シニア世代の私が独断と偏見を交えて選曲しました。
単にノスタルジックな曲だけでなく、シニア世代(40~60代程度)でも歌いやすい比較的新しい曲もピックアップしてあります。
ライブハウスのセッション曲としてスタンダードな曲ばかりですから、演奏、歌唱できるように、この機会にチャレンジしてみてください。
※ 楽曲へのリンクはYouTubeのGoogle検索結果にリンクしています。
※ 歌詞・コードへのリンクは「楽器.me」の検索結果にリンクしています。
「なごり雪」:イルカ(1974年)
言わずと知れた、シニア世代で知らない人はいない昭和フォークの名曲です。
かぐや姫の伊勢正三の作品で、かぐや姫のアルバム「三階建の詩」の収録がオリジナルで、イルカがカバーしてヒットさせました。
歌詞には「”東京”で見る雪・・」とあるが、実は伊勢正三の出身地である大分県津久見市の津久見駅をモチーフにしたと発言しており、津久見駅に歌詞の一部と伊勢正三が寄せた文を刻んだ2枚の石板が並んだ記念碑が設置されている。
<弾き語りポイント>
これぞギターの弾き語りという典型的なスタイル、伊勢正三の曲なので、独特のリズム感、跳ね感を表現することが大切です。
少しゆっくりめのスリーフィンガーです。リズムを大切にしましょう。
「さくら(独唱)」:森山直太朗(2003年)
森山直太朗(1976年4月23日生まれ)シンガーソングライター
母親は歌手の森山良子、姉は芸人”おきやはぎ”の小木の奥様。さだまさしとも交流が深い。
ファルセットを用いた独特の歌唱法で知られている。
「桜」テーマの曲の定番です。
<弾き語りポイント>
なんといってもファルセット(うら声)部分をどう歌いこなすかという点に尽きる。
とはいえ、無理に裏声を使う必要はないので、キーを調整して地声で歌いとおすことも十分可能です。自分なりの歌い方をしましょう。
「春雷」:ふきのとう(1979年)
北海道出身の山木康世〈1950/10/22生)、細坪基佳〈1952/10/26生)のフォークデュオ。
「白い冬(1974年)」でデビュー、
「雨ふり道玄坂〈1976年)」「風来坊〈1977年〉」「やさしさとして思い出として〈1980年)」など数多くのヒット曲を生み出し、1992年に解散している。
ストロークがメインです。
歯切れよく、力強い、メリハリのあるストロークをこころがけましょう。
歌はそれほど音域が広くありませんから、余裕をもってのびやかに歌いましょう。
優しい発声で、やわらかに歌えば雰囲気がでます。
できればハモリもいれたい曲ですね。
「春なのに」:柏原芳恵(1983年)
柏原芳恵(1965/10/1生)、大阪府出身、1980年に「No.1」でデビュー。
「春なのに」は中島みゆきが柏原芳恵に1983年に提供した楽曲。当時の柏原の最高ヒット曲となった。中島みゆきから「カム・フラージュ〈1983年)」「最愛〈1984年〉」「ロンリーカナリア〈1985年)」が提供されている。提供曲はすべて中島みゆきもセルフカバーしている。
春でウキウキするはずの季節なのに、卒業とそれに伴う別れの悲しさ切なさ。
情感をしっかりもって思いを込めて歌いましょう。
音域はそれほど広くありませんので。落ち着いて余韻をもって歌い上げてください。ギターはアルペジオからストロークへうるさくない演奏を心がけましょう。
「ハナミズキ」:一青窈(ひととよう)(2004年)
一青窈は1976年9月20日台湾生まれの歌手。
ハナミズキは5枚目のシングル曲
9.11アメリカ同時多発テロをきっかけに作られた曲。
空に向かって手を広げているような「ハナミズキ」の花の姿に遠く去っていった命へ思いが込められた歌です。
歌詞はやや難解ですが、アメリカの同時多発テロでインスパイアされてできた曲です。
命に対する尊厳をもって気持ちを込めて歌い上げてほしいと思います。
メロディーラインがシンプルなので、ハモリをいれるときれいにはもれます。ギターもシンプルに、歌の盛り上がりに合わせた演奏をしましょう。
「赤いスイートピー」:松田聖子(1982年)
言うまでもない、昭和のアイドル。松田聖子の代表曲の一つ。
実は、作曲が呉田軽穂(クレタガルボ:松任谷由実のペンネーム)である。
作詞家の松本隆曰く、歌詞の「春色の汽車」のイメージは湘南鉄道、鎌倉の風景をイメージして作詞されたそうである。
弾き語り曲というよりも、あきらかに昭和アイドル歌謡の楽曲だが、作曲がユーミンであることもあってか、弾き語りで歌ってもとても人気があります。
<弾き語りポイント>
おそらく誰もが知って、歌える楽曲ですがら、知らない人はほとんどいないでしょう。
さらに、音域もそれほど広くなく歌いやすい曲です。
恋する乙女の気分になって、おもいっきり歌いましょう。
ギターはイントロのメロディーを工夫して弾いてみましょう。
「いい日旅立ち」:山口百恵(1978年)
こちらも、昭和のアイドル。山口百恵の代表曲の一つ。
JR(当時の国鉄)の「Discover Japan」キャンペーンのテーマ曲。
作詞、作曲がアリスの谷村新司である。のちに谷村自身もセルフカバーしている。
また、男女問わず多くの歌手がカバーしている名曲です。
タイトルから、結婚式や門出のうたといつイメージがあり、よく歌われるが、実際はそんなおめでたい歌詞ではないと作者の谷村自身が語っている。
とらえ方次第だが、その辺りは理解しておくとよいでしょう。
<弾き語りポイント>
これも、おそらく誰もが知って、歌える楽曲ですがら、知らない人はほとんどいないでしょう。
さらに、音域もそれほど広くなく歌いやすい曲です。男女問わずカバーできる音域で歌いやすい楽曲です。
序盤はアルペジオで、後半はストロークで盛り上げていきましょう。
「春うらら」:田山正充(1976年)
田山正充(たやままさみつ)1948年生 東京目黒区出身 のシンガーソングライター。
1974年に「赤い花」というコーラスグループのボーカルでデビュー。
南沙織のヒット曲「人恋しくて」の作曲など、作曲家として知られている。
<弾き語りポイント>
サビのファルセットの切り替えがポイントです。それほど困難ではありませんが、十分に練習して慣れておく必要があります。
序盤はストロークメインで、キメのフレーズはしっかりキメて、盛り上げていきましょう。
「卒業写真」:ハイ・ファイ・セット(1975年)
言わずと知れた、卒業ソングの大定番。
フォークグループの「赤い鳥」のメンバーだった山本潤子を中心にした3人組コーラスグループの「ハイ・ファイ・セット」のデビュー曲
ユーミン(松任谷由実 1954年生)の荒井由実時代の作品でユーミン自身もセルフカバーをしている。
<弾き語りポイント>
しっとりとしたバラードです。
序盤はかなり低い音程が」続くので、声がこもらないように、活舌よく、丁寧にハッキリと歌いましょう。
序盤はゆったりとしたストロークかアルペジオで。後半も走らないようにゆっくり盛り上げていきましょう。
「いちご白書をもう一度」:バンバン(1975年)
「バンバン」は、1971年ばんばひろふみ、今井ひろし、高山弘により結成されたフォークグループ。
この曲はオリコン1位を獲得するほどのヒットとなったが、そのほかには目覚ましいヒットには恵まれていない。ばんばひろふみはのちにソロで「SACHIKO」をヒットさせている。
この曲も言わずと知れた、卒業ソングの大定番。ユーミンの初期の作品の一つ。
学生運動をテーマとした映画「いちご白書」をモチーフとして、卒業、就職により大人になっていく青春の終焉感を描いている曲。
<弾き語りポイント>
青春時代の情熱と、卒業、就職による無力感をノスタルジックに切なくうたいあげましょう。
サビはゆったりとしたストロークで。
「ひだまりの詩」:Le Couple(1997年)
「Le Couple(ル・クプル)」は、
藤田恵美(1963年5月15日生、東京都清瀬市出身)、
藤田隆二(1963年11月7日生、東京都板橋区出身)の夫婦によるユニットであったが、
2005年活動休止。2007年2月に離婚している。その後2015年に1日限定の再結成もしている。
「ひだまりの詩」は、Le Coupleの5枚目のシングル
フジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下2』の挿入歌
<弾き語りポイント>
ピアノ伴奏のパターンを踏襲すればよいと思います。
柔らかい音が欲しいので、指弾きの方が良いでしょう。
コメント
[…] テーマ別に選曲をしてますので、参考にしてください。 → シニア世代が弾き語り(カラオケ)で歌いたい人気の「冬の歌」10選 → シニア世代が弾き語り(カラオケ)で歌いたい人気の「春の歌」10選 […]